今日は天安門事件に関する資料を展示した六四紀念館に行ってきました。
旺角の地下鉄駅から徒歩5分の雑居ビル10階です。
外に看板など無いですし、一般観光客には辿り着くのが難しい場所ですが、もしかしたら親中派からの嫌がらせを避けるためかもしれません。
いずれにしろ大々的にオープンしている感じではなく、ひっそりと運営している小さなミュージアムです。
中は普通の博物館の一つの展示室程度の広さしか無いですが、分かり易く幾つかのコーナーに分かれています。
メインは天安門事件に関する資料で、亡くなった方の遺品や当時の香港メディアの新聞記事、ビデオ映像などです。
その他は、雨傘運動以降の香港民主化運動の説明、中国で現在拘束されている政治犯の資料や獄中の彼らにメッセージを伝えようという呼びかけなどです。
香港デモ取材に絡んで、10月に広東省で逮捕された中国人の女性記者・黄雪琴さんについての資料もありました。
大陸出身の中国人も訪れると聞きましたが、レノンウォールを見た感じでは、それ程多くは無さそうでした(時節柄もあるかも知れませんが)。個人的には、大陸出身の中国人にこそ、ここを訪れて欲しいと思います。
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