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執筆者の写真柴田のりよし

周梓楽さんの追悼会に行きました


警察隊との衝突で亡くなった香港科技大の学生・周梓楽さんを追悼会が、東京・代々木公園で静かに開かれました。


香港では昨晩、各地で追悼集会が開かれましたが、在京香港人もじっとしてはいられない気持ちだったのでしょう、30名ほどが周さんへのメッセージを書き記し、祈りを捧げました。


日本人の参加者は2、3人程度だと思います。私は開始1時間半前に香港の友人から情報を聞き、急いで代々木公園に向かいました。


集まった人たちの話では、特に主催者がいる訳ではなく、SNSでゆるく繋がった人々が各自資材を持ちよって開いたそうです。香港現地のデモもゆるく繋がった人たちがSNSをフル活用して動いていたので、同じ傾向と感じました。


写真の最後の黒ずくめの女の子は、19歳の留学生です。香港デモの前線にいる勇武派と同じ格好をしているので、話しかけてみました。


彼女の香港の友達は、皆現地のデモに参加しているそうです。バックに書かれた「時代革命」「Be water」などの文字で彼らとの連帯を示していました。


「Be water 水になれ」とは故ブルース・リーの名言で、今回の香港デモのスローガンの一つです。


小さな水が集まって川となり、自ら流れるので捉えどころがなく、時には力強くぶつかる、というような意味です。


今回のデモは明確なリーダーが存在しない点で、従来の反政府の運動とは大きく違います。今後の展開はなかなか読めませんが、簡単に押し潰す事は出来ないだろうと思います。



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