top of page
執筆者の写真柴田のりよし

香港の子供たち


未成年でも高校生くらいになれば、それなりに体格もしっかりしてきますが、小中学生やそれ以下になると、さすがに見ていて心配になります。


小学生なんかだと両親に連れられて、というパターンですが、中学生にもなるともう自分の考えで友達を誘ってデモや集会に参加します。


「50年は一国二制度」という事ですから、2047年がその期限です。いまから27年後、写真の中学生は40歳過ぎて社会の中核になり始める頃でしょう。


27年も経たないうちに、中国の力は衰えていくんじゃないですかね?成長の限界が見えてきたし、いわゆる「中進国の罠」にハマりつつあります。一昨年は退役軍人の年金デモがありました。高齢化も速いペースで進行しています。火がつくと一気にでしょう。27年後には、中国の方が香港化してると予想します。


普通の日本人からしたら、香港人はなぜそこまで戦うの?と思うかもしれませんが、それはたぶん日本の中国報道が浅いからです。日中記者協定も関係するかもしれません。香港や台湾の漢字メディアはもっと深い所まで報道しますから、全体主義の恐ろしさを身に滲みて感じてるはずです。


中国は返還時に約束した普通選挙実施を反故にしていますから、理はデモ隊側にあります。未来の為に抗うしかない、こちらも応援するしかない、といったところです。


この子たちが働き盛りになった頃、暮らし良い香港になっているといいですね。












閲覧数:36回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page