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執筆者の写真柴田のりよし

香港警察

昨年の香港取材では、何度か催涙弾が飛び交うシーンにも遭遇しましたが、日常生活でも何度も香港警察の写真を撮りました。


旺角や湾仔の大通りの衝突などは、東京に例えると新宿三丁目の紀伊国屋の前で催涙弾を撃って制圧するような感じです。


一番の繁華街でそんなことが行われるなんて、信じがたい光景でした。


ですが、何か月もこんなことやっていると、だんだんそれも日常になってきます。

デモ隊と警察が対峙している中を、買い物袋をぶら下げたオバさんが通過したり…。

まだ買い物客が多くいる午後八時のネーザンロードに銃を持った警官が展開したり…。


警官って公僕ですから常に冷静でいる必要があると思うんですが、結構感情に走っている警官が多いです。不必要なペッパースプレー噴射したり、私も2度首筋にやられましたが、あれは焼けるようなヒリヒリ感があります。あと、市民からのヤジにムキになって反論したり…訓練されてないですね。


勇武派のデモ隊に催涙弾を打つならまだ分かるんですが、Tシャツ姿で手ぶらで集まっているような、ただの団地の住人たちに催涙弾撃った時は「これはもうダメだ、信頼感はゼロだ」と思いました。


林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は、昨年10月には、 「逃亡犯条例」改正案を正式撤回しましたが、翌11月には最強硬派の鄧炳強(とう・へいきょう)を警察トップの警務処長に任命しました。この人物は以前、元朗地区のトップを務めていた人物で、暴力団(三合会)との癒着がかねてから噂されています。






























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